~まるめの小さな趣味時間~
足踏みミシンでの小物作りが趣味なんですね。
はい。小物作りは良い気分転換になりますよ。
出来上がったものをお友達に上げると割と喜ばれます。
主にどんな物を作っているんですか?
友達がもらって負担にならないような「巾着」とか「腕カバー」とかですかね。
足踏みミシンとの出会い
まるめの趣味のひとつは、「足踏みミシンでの小物作り」です。
このミシン、実は長年のあこがれの品。
ある日、ジモティーでなんと5,000円で見つけて、即決しました。
メンテナンスには1万円ほどかかりましたが、とても丈夫で壊れにくく、しかも電気代がかからないのが魅力。
まさにコスパ最強の相棒です。
購入から5年、一度も故障せず、今も元気に動いてくれています。
足踏みの音も静かなので、看護師寮のような集合住宅でも気兼ねなく使えるのもポイントです。
どんなものを作っているの?
気分転換に、ポーチ・巾着・腕カバーなどの小物をよく作っています。
小さなものであれば、数時間あれば完成するので、仕事終わりや休日にちょうど良い気分転換になります。
作ったものは、家族や友人へのちょっとしたプレゼントにも。
「これ、自分で作ったの?すごいね!」と、思っていた以上に喜ばれて、贈る側としても嬉しい瞬間です。
ときには、自分用のワンピースや部屋着も作ります。
体にぴったり合うように仕立てた服は、着心地もよく、通勤やおうち時間にも大活躍。
昔は「手作りの服ってちょっと恥ずかしい」と思っていましたが、50代になった今は、まわりの目を気にしすぎることもなくなり、むしろ「自分らしさ」を楽しめるようになってきました。
素材や色、デザインを自分で決めて、一点ものを作る――
その工程自体が楽しくて、心が満たされる時間です。
手作り時間がくれる心の余白
50代になると、自分と向き合う時間が自然と増えてきます。
そんな中で「手を動かす趣味」は、静かで穏やかな気持ちになれる時間をくれます。
ミシンを踏みながら布を進めていく作業は、まるで瞑想のようなひととき。
仕事で疲れた日でも、少し縫うだけで気持ちが落ち着くのを感じます。
私が使っている足踏みミシンは、電気いらずで静音。
裁縫を通じて「ちょっとだけ無心になる時間」が持てることが、今の私にとってとても貴重です。
夢を見るのも、大人の楽しみ
もちろん、裁縫が誰にでもぴったり合う趣味とは限りません。
でも、「何かを作るのが好き」「手を動かすと落ち着く」という方には、お金をかけずに始められる、コスパの良い趣味だと思います。
そして、まるめには小さな夢があります。
それは、サイドFIREを達成したあとの暮らしで、自分の小物ブランドを立ち上げること。
自分が作ったポーチや巾着が、誰かの日常をちょっと楽しくする。そんな世界を夢見ています。
まだまだ先のことですが、夢を描く時間もまた、趣味の一部なんですよね。
おわりに
~50代からでも、やりたいことは始められる~
「何か新しいことを始めたい」「ちょっとした楽しみがほしい」――そんなふうに感じている方へ。
足踏みミシンと布さえあれば、世界にひとつだけの“お気に入り”を自分の手で作る時間がはじまります。
年齢なんて関係ない。
50代からでも、自分の好きなことを、やりたいことを、少しずつ始めていいんです。
まるめは、そう信じて、今日も静かにミシンを踏んでいます。