まるめさんは、死亡保険には入っていますか?
以前は入っていましたが、50歳の時に解約しました。
自分が亡くなった時の費用とか、心配になりませんか?
独身・子なしなので、葬儀代が100万あれば大丈夫です。
解約金は全てインデックスに一括投資しました。
50代の独身看護師にとって、死亡保険は本当に必要なのでしょうか?
「いまだに惰性で保険料を払い続けているけれど、このままでいいのか…」
そんな疑問をお持ちなら、ぜひ一度じっくりと考えてみてください。
ここでは、独身・子ども無しというケースに焦点を当てつつ、まるめの実例も交えて、死亡保険が不要な理由や、もっと有効なお金の使い方について詳しく解説します。
死亡保険が不要な3つの理由
1. 扶養家族がいないため「遺すお金」が必要ない
死亡保険の主な目的は、万一のときに家族が経済的に困らないよう生活費や教育資金を残すことです。
しかし、独身で子どもや配偶者がいない場合、亡くなった後に守るべき家族がいないため、大きな死亡保障は必要ありません。
また子どもがいても、すでに18歳を過ぎているなら自立可能とも考えられます。
大事なのは本当に経済的に支えるべき人がいるかどうかです。
2. 葬儀費用や死後の整理は自分の資産でカバーできる
実際の葬儀費用の相場は、家族葬で60万円台、一般的なフル葬儀で100万円超が目安だと言われています。
まるめは自分の最期は家族葬でよいと思っているので、100万円あれば十分です。
これくらいの金額であれば、貯蓄や投資資金を崩して簡単に作れますよね。
無理に毎月高い保険料を払い続けるより、自分の資産で必要経費だけを準備する方がムダがありません。
3. 保険料は資産運用に回した方が効率的に増やせる
保険の掛け金を払い続けるよりも、そのお金を毎月インデックスファンドに投資した方が、長い目で見て資産を増やせる可能性が高いことをご存じでしょうか?
たとえば、まるめが死亡保険を解約して得た解約返戻金の210万円を初期投資額とし、さらに毎月1万円(年間10万、保険料を払っていた)を積み立ててインデックスファンドに投資したとします。
仮に年間5%の利回りで運用できれば、15年後の65歳の時点で資産は700万円以上に増える計算になります。

これは単純に保険料を払い続けるよりも、「生きている自分のために資産を増やす」という選択肢がいかに効率的かを示しています。
保険だと「死んでから」しかお金が残せませんが、資産運用に回せば“生きている自分”のためにお金を使ったり、早期退職(サイドFIRE)を狙ったりと、もっと自由で柔軟なライフプランが可能となります。
投資は出来るだけ早く、大きな金額から始めた方が良いので、解約返戻金は全て一括投資しました。
まとめ
50代の独身看護師にとって、死亡保険は必ずしも必要なものではありません。
扶養家族がおらず、葬儀費用も自分の貯金や資産で賄えるなら、長期間にわたって保険料を払うよりも、その分をインデックスファンドなどで資産運用に回すほうが、将来的に大きな資産形成につながる可能性が高いです。
まるめのように、保険の解約返戻金と今後の保険料相当額を毎年積み立てて運用すれば、15年後には700万円以上に増えるシミュレーションも可能です。
「死後のための保障」より「生きているうちの自分自身の資産づくり」を重視する合理的な選択と言えるでしょう。
これからも、自分自身のライフプランや価値観に合った柔軟で効率的なお金の使い方を見つけ、納得できる安心の生活設計を目指しましょう。
保険の見直しや資産運用を通じて、充実したセカンドライフへの一歩を踏み出してください。