「そろそろ実家に帰ってこないか」

親からそう言われたことはありませんか?

または、高齢になってきた親のことが心配で、同居を考え始めている方もいるかもしれません。

実は私も今、実家への同居を考えています。

80代になった両親が心配だからです。

健康面はもちろん、高齢者を狙った犯罪に巻き込まれないかという不安もあります。

今まで離れて暮らしながら、いろいろとお世話になってきた両親に、今度は自分が寄り添えたらという気持ちもあります。

でも正直に言うと、ずっと一緒に暮らせる自信は…実はありません。

一緒に食事をして、たわいもない会話をして、誰かがそばにいる。

それは親のためだけでなく、私自身の安心にもなると思っています。

ただ、長年一人暮らしをしてきた身として、プライバシーのなさやストレスへの不安は正直あります。

今回は、親との同居を考えている後輩のために、お金のメリットと現実的なデメリットを両方正直にお話しします。

はるな

両親がそろそろ実家に帰ってこないかと言ってます。

まるめ

実家で暮らすというのも良い選択だよ。
同居したら、条件によっては年間で数十万円の節税効果が見込める場合があります。
お金の面でもかなりメリットがあるよ。

ここで分かること
  • 親と同居する本当の理由(お金だけじゃない話)
  • 実家同居で住居費が下がる仕組み
  • 親を扶養家族にすると年間約32万円節税できる
  • 毎月の扶養手当がもらえる条件
  • 同居のデメリット(プライバシー・介護・経済的負担)
  • 看護師が実家近くで働く場合の求人事情

親と一緒に住むメリット

① 住居費が大幅に下がる

両親が持ち家に住んでいる場合、実家に戻ることで家賃が不要になります。

光熱費・食費+αを払うくらいで済むことが多く、住居費を大幅に削減できます。

ただし転職先を実家近くで探すことになります。

でも看護師は地方でも求人が多いので、実家近くでも仕事を見つけることは十分可能です。

その点はあまり心配しなくていいと思います。

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② 親を扶養家族にして節税できる

今まで自分の扶養家族に両親を入れていなかった場合、同居することで扶養家族にすることができます。

一緒に住むことで、給料に扶養手当がつく・年末調整で住民税・所得税の控除を受けられるメリットがあります。

両親と別居のまま扶養に入れることも可能ですが、その場合は毎月一定の金額を両親に渡しているという証明が必要になります。

同居であれば、そのような証明は不要で、扶養家族として申請するだけでOKです。

③ 毎月1万円の扶養手当がもらえる

両親を扶養家族にすることで、毎月の給料に扶養手当がつく可能性があります。

扶養手当は法定の制度ではなく、各企業が独自に設定している福利厚生です。

民間企業(民間の病院)の場合、親1人につき月額5,000円程度が一般的です。

両親2人なら月額1万円の扶養手当がもらえるようになります。

④ 年間約32万円の節税効果が見込める

扶養家族がいると、年末調整で税金の控除を受けられます。

以下の条件で計算してみます。

  • 両親:80代・収入は年金のみ
  • 娘:50代・看護師として勤務
  • 同居開始・娘が両親を扶養に入れる

所得税の控除額(目安)

親を扶養家族に入れると、1人あたり58万円(70歳以上の同居老親等)の所得控除が受けられます。

2人分で116万円の控除。

所得税率20%の場合、116万円 × 20% = 約23.2万円の節税になります。

住民税の控除額(目安)

住民税でも1人あたり45万円控除されます。

2人分で90万円の控除。

住民税率10%の場合、90万円 × 10% = 約9万円の節税になります。

項目金額
所得税節税額約23.2万円
住民税節税額約9万円
合計約32万円

※節税額は所得税率や両親の収入状況によって異なります。

同居のデメリット(正直に話します)

① プライバシーが侵害される

長年一人気ままに過ごしてきた人にとって、両親との新しい暮らしは時として苦痛を感じることがあります。

夜勤や早出・遅出と勤務が複雑な看護師はなおさら、自分のライフスタイルと両親の生活習慣の違いにストレスを感じることになります。

私の場合も、たまに実家に帰るだけで親からの干渉を感じます。

居間から私の所在を聞く会話が聞こえてきたり、時代劇の大きなテレビの音が聞こえてきたり…なかなかのストレスです。

「ずっと一緒に暮らせる自信は正直ない」というのが今の本音です。

同居することはかなりの覚悟が必要だと思います。

② 親の介護が必要になるかもしれない

80代の両親なので、今はしっかりしていてもそろそろ体の故障や認知力の低下が出てくると思います。

介護が必要な場合、精神的・体力的な負担が大きくなります。

別居していれば、介護するにしても四六時中一緒にいるわけではないので、夜もゆっくり休めます。

同居となると、介護をしながら仕事もして、休息も同じ家でとらなければいけません。

この点は覚悟が必要です。

③ 経済的な負担が必要な場合もある

両親の年金や収入が少ない場合、生活支援が必要になることも考えられます。

持ち家でも、メンテナンス費用は必要です。

そのための費用を準備しておくことも大切です。

まるめからのひとこと

私が同居を考えているのは、節税のためだけではありません。

80代になった両親が心配だから。

そして一緒に食事をして、たわいもない会話をする。

それが私自身の安心にもなると思っているから。

でも正直に言うと、自信はまだありません。

「同居してよかった」と思えるかどうかは、やってみないとわからない。

それでも、知っておいてほしいのは、実家同居には年間32万円の節税+扶養手当+住居費削減というお金のメリットがあるということです。

感情だけでなく、数字も把握した上で判断することが大切です。

まとめ

  • 親の持ち家に同居すれば住居費が大幅に削減できる
  • 親を扶養に入れると年間約32万円の節税効果が見込める
  • 扶養手当は月1万円程度もらえる可能性がある
  • 看護師は地方でも求人が多いので、実家近くでの転職は心配いらない
  • デメリットはプライバシー・介護負担・経済的負担の3つ
  • お金のメリットと生活のデメリットを両方把握した上で判断することが大切

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ABOUT ME
まるめ
50代を前に体調を崩したことをきっかけに、「このまま働き続けられるかな…」と気づいた独身看護師です。そこからサイドFIREを決意し、50歳から資産運用をスタート。貯金と保険解約金を投資に回し、目標2400万円に向けて実践中。同じ悩みを持つ50代の看護師さんへ、リアルな数字と体験を届けています。