友人と空き家をシェアして住む|50代女性の「仲間暮らし」で住居費を半分以下にする方法

「将来、一人で暮らし続けることが不安…」
「老人ホームはまだ早いけど、完全な孤独は寂しい」
「気の置けない仲間と、気楽に住める場所があればいいのに」
そんなふうに感じていませんか?
私もそのひとりです。50代を過ぎると、老後の住まいについて真剣に考える機会が増えてきました。そこで「空き家を友人とシェアして住む」という方法を調べてみたところ、意外と現実的な選択肢になりそうだと感じたので、今回まとめてみました。

気の合う仲間とのシャアハウス、私も考えたことあります!

一人で過ごす不安と考えると、仲の良い友人と『一緒に住めたらいいよね』って話したことがあって、それをきっかけにいろいろ調べてみたんだよ。

でも、どうやってシェアハウスするんですか?

空き家をリフォームした一戸建てを友人と一緒に借りるのはどうだろう?
今、全国に約900万戸も空き家があって、それをリフォームして賃貸に出すオーナーさんが増えてきているんだよ。
広くてリーズナブルな一戸建てが意外と借りやすくなってきているみたい。

900万戸!そんなにあるんですね。住居費も下げられそうだし、一人じゃないのは安心感もありますね。

そうなの。お金の面でも、孤独の面でも、うまくいけば一度に解決できるんじゃないかって思っているところ。
- 日本の空き家問題の現状(数字で解説)
- 空き家リフォーム物件が増えている理由
- 友人と一戸建てをシェアする具体的な方法
- 費用・ルール・契約の注意点
- サイドFIREと「仲間暮らし」の相性
日本の空き家、今どれくらいあるの?
実はこれ、かなり深刻な数字です。
総務省の令和5年住宅・土地統計調査によると、全国の空き家総数は約900万戸。
空き家率は13.8%と過去最高を記録しました。
つまり、日本の住宅のおよそ7軒に1軒が空き家という状態です。
さらに将来の予測では、2043年には空き家数が現在の1.5倍になるともいわれています。
なぜこんなに増えているのか?
理由は主に3つあります。
- 高齢化による死亡数の増加
- 子どもが実家を相続しても住まない
- 地方の過疎化
「誰かが亡くなる→家が残る→誰も住まない→空き家になる」という流れが、日本全国で加速しているのです。
この空き家問題、実は50代女性にとってチャンスになりえると私は考えています。
空き家リフォーム物件が今、増えている
空き家を放置し続けると、オーナーにとっても税金・維持費・近隣トラブルなどのデメリットがあります。
そこで最近増えているのが、空き家をリフォームして賃貸に出すという動きです。
特に一戸建ての空き家をきれいにリノベーションして、手頃な家賃で貸し出す物件が全国的に増えています。
空き家リフォーム物件の特徴
- 広い一戸建てが多い
- 家賃が比較的リーズナブル
- 地方・郊外に多い
- 庭付きの物件も珍しくない
一人暮らしではなかなか借りられない広さの家が、手頃な家賃で見つかる可能性があります。
この「広くてリーズナブルな一戸建て」を友人と一緒に借りるという発想が、今まさに現実的な選択肢になってきているのではないでしょうか。
友人と一戸建てをシェアする具体的な方法
ステップ① 物件を探す
空き家リフォーム物件は以下の方法で探せそうです。
- 空き家バンク(各市区町村が運営・無料で利用できるが、物件数や条件はエリアによって差がある)
- UR賃貸住宅(ルームシェア可能な物件あり。ただし収入要件などの条件があるため事前確認が必要)
- 一般の不動産サイトで「ルームシェア可」で検索
- 地域の不動産屋に直接相談
ポイントは「ルームシェア可」の物件を選ぶことです。
オーナーの許可なくルームシェアをすると契約違反になる場合があるので、必ず事前に確認しましょう。
ステップ② 費用を分担する
物件が決まったら、次は費用の分担です。
ルームシェアは2人よりも3〜4人が「ちょうどいい」のではないかと思っています。
2人だと、どちらかが退去したときに一気に負担が増えてしまいます。
でも3〜4人なら、1人が抜けても残りでカバーしやすい。
程よい距離感も生まれて「一人すぎず、近すぎない」暮らしになりやすいのではないでしょうか。
たとえば月8万円の一戸建てを3人でシェアした場合、試算するとこうなります。
| 費用項目 | 3人でシェア | 一人暮らし |
|---|---|---|
| 家賃 | 約27,000円 | 55,000円 |
| 光熱費 | 約5,000円 | 15,000円 |
| ネット代 | 約1,700円 | 5,000円 |
| 合計 | 約34,000円 | 約75,000円 |
月41,000円の差、年間約49万円の節約になる計算です。
サイドFIREを目指す50代にとって、これは資産計画に大きく貢献する数字ではないでしょうか。
ステップ③ ルールを決める
仲の良い友人でも、事前にルールを決めておくことが大切だと思います。
- 家賃・光熱費の分担割合
- 共有スペース(キッチン・リビング)の使い方
- 来客のルール
- 退去する場合の取り決め
- 生活時間帯のすり合わせ
仲の良い友人だからこそ、事前にルールを文書に残しておくことをおすすめします。
「友達だから大丈夫」と口約束だけで済ませてしまうと、後から思わぬトラブルに発展することも考えられます。
大切な関係を守るためにも、最初にきちんと書面で確認しておく方が安心ではないでしょうか。
ステップ④ 契約上の注意点
物件が決まり、費用やルールの話し合いができたら、最後は契約上の確認です。
ここを曖昧にしておくと、後々トラブルになりやすいので注意が必要だと思います。
契約者を1人にするか、連名にするかを確認する
1人が代表契約者になる場合、その人に責任が集中しやすくなります。連名契約が可能かどうかをオーナーに確認しておくと、リスクを分散できます。
オーナーにルームシェアの許可を得る
これはステップ①でも触れましたが、契約書にも明記してもらえると安心です。口頭の許可だけでは後からトラブルになることも考えられます。
退去時の原状回復の責任を明確にしておく
複数人で住んでいると「誰がどの範囲を負担するのか」が曖昧になりがちです。入居前に室内の状態を写真で記録しておくことも、ひとつの備えになるのではないでしょうか。
「仲間暮らし」のメリット・デメリット
メリット
・固定費が大幅に下がる(サイドFIREに直結)
先ほどの試算でも出たように、3人でシェアすれば月4万円以上の節約が見込めます。サイドFIREを目指す上で、住居費の削減は効果が大きい選択です。
・孤独にならない(ただいまが言える)
仕事を減らしていくと、日中一人でいる時間が増えます。帰ったときに誰かがいるという安心感は、思った以上に心の支えになるのではないかと思っています。
・広い空間に住める(一人では借りにくい一戸建て)
一人暮らしでは予算的に難しい広さの家も、シェアすることで現実的になります。庭付きの物件に住める可能性もあるのが、一戸建てシェアならではの魅力です。
・防犯面の安心感がある
一人暮らしに比べて、誰かが家にいる時間が自然と増えます。特に夜勤明けで昼間に帰宅することが多い看護師にとっては、心強い面もあるのではないでしょうか。
デメリット
価値観のズレが出てくることがある
仲の良い友人でも、実際に一緒に住んでみると「こんなに違うとは…」と感じることがあるようです。掃除の頻度や金銭感覚など、事前に話し合える範囲で確認しておくと安心です。
生活リズムの違いがストレスになることも
看護師は交代勤務のある職場も多く、起床・就寝の時間が人によって大きく異なります。音や照明など、お互いに気を遣う場面が増えることは覚悟しておいた方がよいかもしれません。
退去のタイミングがずれると負担が増える
1人が病気や転居などで抜けると、残った人の家賃負担が急に増えるリスクがあります。「誰かが退去するときのルール」をあらかじめ決めておくことが、長く仲良く住み続けるための鍵になるのではないでしょうか。
ルームシェア不可の物件が多い
物件探しの段階で「ルームシェア可」を条件にして絞り込むことが重要です。選択肢は限られますが、丁寧に探せば見つかる可能性はあります。
サイドFIREと「仲間暮らし」の相性は抜群ではないか
サイドFIREを目指す上で、住居費を下げることは最重要課題のひとつ。
友人と空き家をシェアすれば、月41,000円・年間約49万円の節約が現実的に見えてきます。
しかも、仕事を減らしていく中で生まれる孤独感も、仲間と住むことで自然と解消できるのではないかと思っています。
お金の不安と孤独の不安、両方を一度に解決できるかもしれないのが「仲間暮らし」の魅力だと感じています。
まとめ
老人ホームでもなく、孤独な一人暮らしでもない。増える空き家を友人とシェアして住むという「仲間暮らし」は、50代女性の新しい暮らし方として、十分に現実的な選択肢になりえると思っています。
私自身はまだ実践していませんが、調べれば調べるほど「これ、ありかもしれない」と感じています。まずは気の置けない仲間と、将来の住まいについてざっくばらんに話してみるところから始めてみてはいかがでしょうか。
あなたは将来の住まい、誰かと話したことはありますか?
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