「毎日残業、夜勤、責任の重さ…このままフルタイムで定年まで続けられるのか不安」

そんな気持ち、ずっと抱えていませんか?

私もそうでした。

体調を崩したことをきっかけに、はじめて「働き方を変えなければ」と本気で思いました。

でも、いきなり仕事を辞める勇気はない。

老後のお金も不安。

そこでたどりついたのが「サイドFIRE」という考え方です。

完全に仕事をやめるのではなく、資産と働く収入を組み合わせ、週3日程度の勤務を目指す。

私は、看護師の仕事を続けながら、体に無理のない働き方を選べるように準備しています。

私が50代でようやく気づいたこの考え方を、みなさんにはもっと早く知ってほしい。

今回は、私が進めている準備を4つのステップに分けて紹介します。

はるな

サイドFIREって、お金持ちだけの話だと思ってたんだけど、違うの?

まるめ

生活費の一部を働く収入でまかなう考え方だよ。必要な資産は生活費や働き方で変わるから、まず自分の場合を整理してみるの。

はるな

何から始めればいいの?

まるめ

まず「今の資産を全部見える化すること」。私はここでずいぶん遠回りしたんだよね。

この記事でわかること
  • サイドFIREとは何か
  • 看護師として考えられる働き方と、私の準備の体験
  • STEP別の具体的な準備の進め方
  • 「今の働き方を変えたい」と思ったときに最初にすべきこと
  • 私の現在地(目標未達の正直な話)

そもそも「サイドFIRE」とは?看護師に向いている理由

サイドFIREとは、「資産運用による収入」と「自分のペースで働く労働収入」を組み合わせて生活するスタイルです。

完全にリタイアするフルFIREと違い、少ない資産で実現できるのが最大の特徴です。

仕事を完全にやめるわけではないので、「働くことで得られる社会とのつながり」も残せます。

看護師は、週3日のパートや単発バイトなど働き方の選択肢が豊富。

他の職種と比べて、サイドFIREに移行しやすい環境が整っています。

「辞めたい」わけじゃない。

ただ「今の働き方を変えたい」だけ。

そんな思いを持つ看護師さんにこそ、サイドFIREは現実的な選択肢です。

👉 サイドFIREの仕組みと必要資産額の計算方法はこちら

50代看護師がサイドFIREする方法|月16万円生活で週3日勤務を目指す50代看護師まるめが、働く収入と資産の取り崩しを組み合わせて週3日程度の勤務を目指す計画を紹介。普段の生活費は月10万円以内、特別費・予備費込みの設計は月約16万円。目標2,400万円の試算と、家計・資産を整える3ステップをまとめました。...

STEP1|まず「今の資産」を全部見える化する

サイドFIREの準備で最初にやること、それは自分の資産を正確に把握することです。

「当たり前でしょ」と思うかもしれません。

でも、意外とできていない人が多い。

私もそのひとりでした。

実は私、「資産は分散して貯金した方がいい」と思い込んでいて、ネット銀行・地銀など合わせて7カ所以上にお金を預けていました。

さらに保険も複数社にかけていたため、いざ「全部でいくらある?」と聞かれても、すぐに答えられない状態でした。

私はここから整理を始めました。

貯金口座を整理し、資産を一覧で把握できるようにしました。オルカンの投資には楽天証券を使っています。

この作業だけでもかなりの時間がかかりましたが、終わったとき「自分の今の状態」が初めてクリアに見えました。

資産を一覧にすると「何が足りなくて、何をすべきか」が見えてきます。

生活防衛費は100万円を目安にし、近いうちに使うお金と一緒に、投資資金から分けて考えています。

まずはここから始めましょう。

👉 資産の見える化の具体的なやり方はこちら

投資を始める前にやるべきこと5選|資産の見える化と生活防衛費の考え方投資を始める前にやるべきこと5選を50代向けに解説。資産の見える化、隠れ資産の整理、不要資産の現金化、生活防衛費の確保、お金の役割分けまで具体的に紹介。サイドFIRE準備の第一歩。...

STEP2|固定費を削って、投資に回すお金を作る

資産運用を始めるためには、毎月投資に回せるお金が必要です。

そのための第一歩が「固定費の見直し」です。

収入を増やすよりも、支出を減らす方が即効性があります。

私の場合、改めて家計を見直してみると、「なんとなく続けていた高めの出費」がいくつも出てきました。

  • 貯蓄保険:不要な貯蓄型保険や医療保険を解約(自動車保険は継続)
  • 通信費:見直し前は割高なプランに加入したままだった
  • 自動車保険:割高なプランのまま放置していた
  • コストコでの大量買い:お得に見えて、実は使い切れず無駄になっていた

これらを一つひとつ見直したことで、年間でかなりの金額を削減できました。

「我慢する節約」ではなく、「賢く整える節約」。

現在は、手取り月約27万円のうち、普段の生活費に10万円、毎月の投資に17万円(NISA15万円・iDeCo2万円)を回しています。普段の生活費は、娯楽・美容・外食も含めて月10万円以内の予算です。

旅行や家電の買い替えなどの特別費は、ボーナスから準備する考え方です。特別費や予備費を含め、生活設計の目安は月約16万円にしています。

👉 生活費の内訳と特別費の考え方はこちらにまとめています。

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削った分はそのまま積み立て投資へ

固定費を見直すと、毎月の給与から投資に回せるお金が増えました。一度見直した効果が毎月続くことは、積立を続ける支えになっています。

👉 固定費を見直した具体的な方法はこちら

50代の固定費見直しで年間100万円削減した家計改善イメージ
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家計に余裕ができたら、次はそのお金をどう運用するか。ここからは、私が少額の積立を始めたときの話です。

STEP3|生活に無理のない金額から投資を始める

投資に回せるお金があっても、すぐに始められたわけではありません。「元本が減ったらどうしよう」という不安がありました。

そこで私は、月3万円でオルカンの積立を始めました。値動きを経験しながら、生活に無理のない範囲で少しずつ投資額を増やしてきました。

手元の貯金や保険の解約返戻金をどうするかは、1年近く迷いました。まず100万円を試しに投資し、その後、様子を見ながら残りの資金も追加しました。生活防衛費と近いうちに使うお金は、投資資金から分けて考えています。

投資は値下がりすることもあります。私にとって大切だったのは、急いで大きな金額を入れることではなく、自分が納得できる金額から経験していくことでした。

👉 月3万円の積立から、追加投資へ進んだ経緯はこちら

50代から投資は怖い?月3万円の積立から始めた私のリアル体験月3万円のオルカン積立から始め、手元の貯金や保険の解約返戻金も様子を見ながら追加投資した50代の体験談。現在は手取り月約27万円から月17万円を投資し、普段の生活費は月10万円以内の予算に。投資への不安や楽天証券を選んだ理由も紹介します。...

👉 約2年半の体験と運用結果の概算はこちら(iDeCoは含みません)

50代からのオルカン投資、2年半のリアル体験。ノートを持ち、迷いながら続けた投資を振り返るまるめの女性看護師イラスト。
50代からオルカン投資を始めて2年半|迷いながら続けたリアル体験2023年秋に50代でオルカンの積立を始め、手元の資金も様子を見ながら追加投資。相場の下落に不安を感じながら保有を続けた約2年半の体験を振り返ります。細かい運用金額ではなく、経緯や気持ちを紹介します。...

STEP4|働き方を変える「心の準備」をする

資産が育ってきたら、次は働き方を変えるタイミングを考えるフェーズです。

ここで正直に言います。

この不安は、資産づくりを進めている今もあります。

フルタイムをやめると、働き方によってはボーナスがなくなること。

毎月決まった金額が保証されなくなること。

頭ではわかっていても、「いざ達成できたとして、本当に踏み出せるだろうか」という迷いは消えません。

でも、だからこそ「心の準備」は資産づくりと並行して始めておく必要があります。

数字が整ってから考えようとすると、いざというとき動けなくなるからです。

  • 「収入が減っても生活できる試算はできているか」
  • 「週3日で得られる手取り収入と、税金・社会保険料を確認したか」
  • 「ボーナスがなくなっても、旅行などの特別費を準備できるか」

こういった具体的な準備が、いざ踏み出すときの背中を押してくれます。

サイドFIREは、自分の体と人生を守るための賢い選択です。

不安があっても、準備を重ねることで少しずつ「できる」という確信に変わっていきます。

👉 フルタイムをやめる不安と向き合い方はこちら

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まるめの現在地(正直に話します)

2026年4月時点では、目標の2,400万円にはまだ達していません。

でも、固定費の見直しと毎月の積み立て投資を続けた結果、自分で決めた生活費の中で生活できていて、特に苦痛は感じていません。

2026年4月までの運用では、下落も経験しましたが、結果として資産は増えていました。

目標は2,400万円ですが、いつ達成できるかは相場や積立額によって変わります。

投資を始めてから5年ほどを一つの目安にしていますが、達成を保証するものではありません。

「50代から始めるのは遅すぎた」と思っていた私が、今は「始めてよかった」と思っています。

私の体験が、これから準備を始める方の参考になればうれしいです。

まるめからのひとこと

私にとって、働き方を見直すきっかけになったのは、資産と生活費を把握することでした。「何となく不安」だったお金のことが、少しずつ具体的に考えられるようになりました。

資産を一覧にし、固定費を整え、無理のない金額で積立を続ける。一度にすべてを変えなくても、自分にできるところから進めていけばよいと思っています。

私もまだ準備の途中です。体調や暮らしに合わせて、自分らしく働ける形を考えていきたいです。

まとめ

自分らしい働き方をつかむための4ステップです。

  1. 資産を見える化する(口座や保険を一覧にし、生活に必要なお金と投資資金を分ける)
  2. 固定費を削って、投資資金を作る(我慢ではなく整理。削った分をそのまま投資へ)
  3. 投資を始める(生活防衛費を分け、生活に無理のない少額から考える)
  4. 働き方を変える心の準備をする(数字が整う前から、具体的な選択肢を調べておく)

どれも「今日からできること」です。

看護師という資格がある私たちには、働き方を変えやすいという大きなアドバンテージがあります。

「フルタイムがきつい」と感じているなら、それは働き方を見直すサインかもしれません。

ABOUT ME
まるめ
50代を前に体調を崩したことをきっかけに、「このまま働き続けられるかな…」と気づいた独身看護師です。そこからサイドFIREを決意し資産運用をスタート。貯金と保険解約金を投資に回し、目標2400万円に向けて実践中。同じ悩みを持つ50代の看護師さんへ、リアルな数字と体験を届けています。