看護師が退職後にもらえるお金|失業給付・社会保険・税金をまとめて解説

退職したいけど、辞めた後のお金が不安で踏み出せない。
そんな看護師さん、多いんじゃないかと思います。
私も40代で燃え尽きて退職したとき、正直お金のことがいちばん怖かったです。
でも実際に退職してみて気づいたのは、「知っていれば受け取れるお金」が思ったよりたくさんあったということ。
退職を考えているなら、あとで焦らないためにもこの3つだけは事前に知っておいてください。

まるめさん、退職した後の生活費ってどうするんですか?貯金だけじゃ不安で…

退職後って意外と「もらえるお金」があるんだよ。失業手当・保険の切り替え・確定申告、この3つを知っておくだけで数十万円変わることもあるよ。

もらえるお金があるなんて考えてもなかったです。知らないままだったら損するところでした。

そうなんだよね。退職前にちゃんと知っておくと、焦らずに動けるから安心だよ。
- 退職後に受け取れる失業手当の金額と手続き
- 健康保険・年金の切り替えで損しない方法
- 確定申告で税金が戻ってくるケース
失業手当(雇用保険)
退職後にまず確認してほしいのが、失業手当です。
雇用保険に加入していた人は、ハローワークで申請することで受け取れます。
もらえる金額の目安
退職前6か月の平均給与の約50〜80%が、毎日分として支給されます。
看護師の場合、月給30万円だとすると、日額はおよそ5,000〜8,000円ほどになります。
給付日数の目安
- 自己都合退職:最大150日
- 会社都合退職:最大330日
まるめの場合
私が退職したとき、次の職場を決めていませんでした。
しばらくは看護師として働きたくない、という気持ちが正直あったからです。
退職金と失業手当があったおかげで、焦らずのんびり仕事を探すことができました。
自己都合退職だったので最大150日分の失業手当を受け取れる状態でしたが、早めに再就職が決まったので、残りの給付日数に応じた「再就職手当」ももらいました。
金額は正確には覚えていませんが、10万円以上はあったと思います。
早く仕事が決まると損をするイメージがあるかもしれませんが、再就職手当があるので早めの再就職も悪くないです。
当時は実家に戻っていたので生活費もそれほどかからず、今とあまり変わらない暮らしができていたことも大きかったです。
ただ、すぐに実家に戻れない人だと、家賃や生活費のプレッシャーで早く就職しなければと焦ってしまうかもしれません。
だからこそ、退職前にある程度の貯金と制度の知識を持っておくことが大事だと思っています。
注意点
自己都合退職の場合、申請してからすぐにはもらえません。
7日間の待機期間と2か月の給付制限があります。
(2024年の改正で、一定条件を満たすと短縮になる場合もあります)
待機期間と給付制限の仕組みについては、別記事で図解しています。
→【失業手当の待機期間・給付制限をわかりやすく図解(近日公開)】
退職が決まったら、なるべく早めにハローワークへ行くことをおすすめします。
申請期限は退職翌日から1年以内です。
健康保険・年金の切り替え
退職すると、職場の社会保険から外れます。
手続きを忘れると、無保険期間が生まれてしまうので要注意です。
健康保険は3択。結局どれがお得?
- 任意継続:退職前の保険を2年間継続。保険料は在職中の約2倍になります。ただし退職後の収入が大きく下がる場合は、国保より安くなることもあります
- 国民健康保険:前年収入をもとに計算されます。看護師として働いていた翌年は収入が高かった分、保険料が高くなりがちです
- 家族の扶養に入る:年収130万円未満が目安。該当するなら保険料がかからないので、これがいちばんお得です
目安としては、収入がゼロに近い場合は任意継続か扶養、ある程度働く予定なら国保を比較するのがおすすめです。
退職前に市区町村の窓口やハローワークで概算を確認しておくと安心です。
まるめの場合
私は任意継続を選びました。
正直、深く比較したわけではなく、前の職場の保険をそのまま引き継いだ感じです。
今思えば、当時はまだ父が現役で働いていたので、扶養に入れてもらえばよかったと思っています。
そうすれば保険料がかからなかったんですよね。
退職を考えている人のほとんどが、退職後にかかる費用についてあまり考えていないんじゃないかと思います。
私もそうでした。
でも、退職してから「こんなにお金がかかるの?」と焦らないためにも、ある程度は事前に知っておいたほうがいいです。
国民年金は払っておかないと後悔する
退職すると、会社が半分負担してくれていた厚生年金から外れ、自分で国民年金を払う必要があります。
月額約1万6,000円(2024年度)です。
私は退職後に市役所から通知書が届いたので窓口に行きました。
でも、きちんとした説明を受けないまま帰ってきてしまいました。
月1万6,000円という金額が高く感じて、そのまま払いませんでした。
払わなかったら将来どうなるか、そのときはよく分かっていなかったんです。
今になって後悔しています。
国民年金を払わなかった期間は、将来受け取れる年金がその分減ります。
私の年金が満額にならないのは、あのときの未払い期間が影響しているからです。
収入がない時期は「免除・猶予制度」を使うことができます。
免除を受けた期間も、将来の年金に一部反映されます。
払えないと感じたら、窓口でしっかり説明を聞いて、免除申請をすることをおすすめします。
払わないのではなく、免除申請をする。これが大事です。
確定申告で税金が戻ってくる
年の途中で退職した場合、確定申告をすると所得税が還付されることがあります。
年末調整を会社でやってもらえなかった分を、自分で精算するイメージです。
こんな人は特に要チェック
- 年の途中で退職し、同年内に再就職しなかった
- 医療費が年間10万円を超えた
- ふるさと納税をしている
まるめの場合
私は12月に退職したので、確定申告はほぼ関係ありませんでした。
年末のタイミングだったので、還付が発生するケースではなかったんです。
ただ、年の途中で退職した人は対象になる可能性が高いです。
「自分には関係ない」と思って放置すると、本来戻ってくるお金を受け取り損ねることになります。
手続きはe-Taxでスマホからもできます。
翌年1月から申請できるので、退職した年の翌年に忘れず確認してみてください。
退職後の手続きや次のステップについては、こちらの記事も参考にしてみてください。
→【看護師が退職を伝えるタイミングと辞める前にやっておくこと】
まるめからのアドバイス
退職前って、辞めることへの不安や引き止めへの対応で頭がいっぱいになりがちです。
私もそうでした。
でも、退職後のお金のことを少しでも知っておくだけで、気持ちの余裕がぜんぜん違います。
「失業手当がある」「保険の切り替えは3択ある」「確定申告で戻ってくるかも」。
この3つを頭に入れておくだけで、退職後に焦らずに動けるはずです。
まとめ
- 失業手当:退職前給与の50〜80%、最低90日分もらえる
- 再就職手当:早めに就職が決まると給付金の一部をまとめてもらえる
- 健康保険:3つの選択肢から自分に合うものを事前に比較する
- 国民年金:払わない期間は将来の年金が減る。払えないなら免除申請を
- 確定申告:年の途中退職は税金が戻ってくる可能性あり
知っているだけで、数十万円変わることもあります。
退職を考えているなら、ぜひ参考にしてみてください。
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